Lucky Life Manのブログ

日記の延長みたいなもの

離人症は治る

夢の中にいる感じ

 中1のある授業のとき、突然、夢の中にいる感覚にみまわ

 れた。なんだかわからず、脂汗をかいて、授業を受けたの

 を覚えている。その時は、授業終了後、現実に戻された感

 覚になったが、その後、時々、夢の中にいる感覚にみまわ

 れるようになった。そして、中2の遠足のとき、また、そ

 の感覚にみまわれ、その後、50年間夢の中にいる感覚で

 ある。

 

精神科の受診

 精神科を受診し、上記感覚を説明したところ離人症という

 聞きなれない病名を聞かされた。いろいろ調べたところ、

 夢の中にいる感覚というところだけはあっているが、その

 他、自分がロボットのような感覚になるとか、外界から切

 り離された感覚になるとか、そこまでひどいものではなか

 った。とにかく、夢の中にいる感覚がなんとも気持ちが悪

 かった。

 特に、精神科では離人症に関する治療はしてくれなかった。

 (薬を出してはくれなかった)

 

離人症になって

 夢の中にいる感覚であることもあり、自分が意図しないこ

 とをしてしまうのではないかという恐怖感が常にあった。

 もう、50年にもなるのか。

 例えば、

  ・学校の窓側の席になったときには、ここから飛び降りて

   しまうのではないか

  ・授業中、ギャーと叫びだすのではないか

  ・電車に飛び込んでしまうのではないか

  ・落としてはいけないものを運んでいるときに落としてし

   まうのではないか

 など、やってはいけない。やったら、最悪死ぬ。ということ

 をもう一人の自分がやってしまうのではないかという恐怖感

 に苛まれていた。

 

精神安定剤の薬を飲み続けて

 現実感がないのは、いまだに変わらない(と思う)

 と思うとかいたのは、もしかすると、徐々に治っているので

 はと感じるからだ。

 要は、離人症で苦しんだのは、もう一人の自分がやってはい

 けないことをやってしまうのではということだ。

 これが、精神科の精神安定剤、頓服で治っているからである。

 

離人症となった原因

 考えられるのは、母親からのC型肝炎により、先がないといっ

 た発言だったと思う。9歳のときに言われたが、10年の命と

 医者には言われているとのことで、あと、1年しかないじゃな

 いといったところから始まっていると思う。

 小さいときのショックがそのような症状を引き起こすそうだ。

 

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