なぜ将棋はある強さになると停滞してしまうのか
将棋を覚えて、本などで勉強し、教えてもらった人などに勝ったり、大会などで優勝すると、どんどん将棋がおもしろくなり、好きになる。だが、ある時を境になかなか勝てない自分が現れ、スランプかなと思いながらも将棋を続けるが、なかなか勝てず、しまいには将棋なんてと言って、将棋をやめてしまう。
なぜ、ほとんどの人がそのようになってしまうのか藤井聡太の強さを見て考えてみた。
本などから得た知識は将棋のマニュアル
本などから得る知識は将棋のマニュアルであり、普通の人よりは強くなることが書かれていて、実際普通の人よりは強くなる。が。しかし、相手も同じような手を使うからちょっとでも先を読まれるととたんに形勢が不利になり負けてしまう。
そこで、本はあくまでもマニュアル。そこに書いてある通りに将棋を続けても本当に強くはならない。よって、本に書いてあり、本当に基本的な戦法だけは、頭の片隅においておけばよい。要は、クリティカルシンキングで将棋をうつ、プロでも考えない方法でだ。心理学的にも数秒で考えた手と、数分考えた手で結局8割は同じ手のようだ。ならば、クリティカルシンキングを使いプロでも驚くような手をずばずば指していけばいいのではなかろうか。
藤井聡太の将棋
実際、藤井聡太の将棋を見ると、常識からかけ離れていて、相手が驚くような手を立て続けにうち、結局、あれよあれよという間に選局を有利にし、勝利するという将棋が多い気がする。
クリティカルシンキングを鍛える
結局、まともに戦っても勝てないのだ。クリティカルシンキングを鍛え、だれも想像のつかない手をうちあわないといけないと思う。