Lucky Life Manのブログ

日記の延長みたいなもの

潰瘍性大腸炎と闘った友達

入社し、寮に入った。

そこの寮には全国から集まった同じグループ会社の仲間がいた。

その中に、潰瘍性大腸炎になってしまったやつがいた。

最初、ちょっと痩せていたかなと思っているうちに、お腹の調子が悪いと言い出した。

どんどん痩せていくので、病院に行った方がいいという話になり、街のクリニックに行ったが、精密検査をしたほうがいいということで、大きな病院で精密検査をした。

その結果、くだされた診断が潰瘍性大腸炎だった。

寮のごはんも残すようになり、しまいには食べられなくなり、部屋でおかしを食べていた。で、体調がどんどん悪くなり、実家に戻り治療に専念することになった。

最初のころ、よく遊んだ。とても優しく、思いやりがあり、強い信念を持っているいいやつだった。合コンに行っても、あまり目立ちはしないが、女の子にすごくモテた。うらやましく、にくたらしかったが、いいやつだったので、素直に祝福できた。

だが、病気は徐々に進行していた。でも、そいつは強い信念で闘って、闘って、でも結局、最後は残念な結果になった。結局、20年闘ったことになる。その間に、同じ病気の人と結婚して、結婚披露宴では、一緒に病気と闘っていきますという力強い言葉を発していた。

当時は、良い薬もなく悪くなった腸を何回も手術して取っていくしかなかった。

安倍さんも同じ病気だと、第一次安倍政権のとき知って、退陣するときは仕方ないなと思った。でも、第二次安倍政権が誕生したときには、本当にびっくりした。

首相って、ものすごいストレスで多忙、トランプさんのような人とも付き合っていかなければならず、しかも、親友とまで言われていることから、並大抵な人ではないなと思ったと同時に、医学の進歩はすごいなと思った。噂にきくと、5年ほど前いい薬が開発されたとのことで、安倍首相誕生と同時期かと思い、よほど良い薬なのだろうと思った。今回、安倍さんは病気を理由に辞任したが、健康な人でもこんな状況ではメンタルがやられるか、体調を崩すかのどちらかで、相当の図太い神経をもっていない人でなければ続けられない。

友達の時の主治医が言っていたが、このような病気はどんと受け止めず闘わず、病気と付き合っていくような気でないとストレスでやられるんだよと言っていた。やはり、ストレスが一番悪いらしい。

その言葉を聞いて、思い出したのが、がんになった牧師が自分はがんだが、普段はがんを無視して生活しているということだ。もちろん、病院でがんの治療はしていたようだが。。。

そして、驚くべきことにこの牧師さんのがん(リンパ腺がん)が消えたとのことだ。

この牧師さんのように、普段の生活でがんのことを考えないことができるのは、瞑想で心を鍛えている、お坊さんぐらいしかいなさそうだが、最近、マインドフルネス瞑想というものがはやってきていて、一般人も瞑想で、鬱になるような悪い考えがぐるぐる回るようなことを回避できるようだ。