Lucky Life Manのブログ

日記の延長みたいなもの

昔のプロレスあるある

プロレスはエンターティナーのスポーツだった

プロレス 昔は力道山が戦後の日本を元気ずけるために、空手チョップを必殺技として戦争で負けた、アメリカ人たちを次々と倒していった。

日本人のほとんどが、まさか最初から勝負が決まっていたなんて思っていなかったはずだ。

自分もそうだ、力道山の弟子、馬場、猪木、さらに、佐山(初代タイガーマスク)、鶴田、藤波、三沢らすばらしい選手たちも真剣勝負を行い、それで、勝負していたと思っていた。

だが、UWFグレイシー柔術、K1などプロレスとは一線を画しながらも、同じ格闘技で一度でもいいから闘ってほしいと思っていたところ、プロレスラーがどんどんそれらの格闘技に入って闘うようになってきていた。すると、そこには、プロレスラーが惨敗する光景を見るようになった。こんなはずでは、、、、、と思いつつも、その時は、プロレスが嫌いになった。なんだ、大きな体で力も強そうなのに、キックや関節技であっさる負けるんだ。プロレスラーは本当に強いわけではないんだ。と思うようになった。

だが、ガチで闘う戦いと、プロレスのように相手の技を受け、相手に技をかけたりといった、闘い方の違いには疑問が残っていた。

 

プロレスと他の格闘技との違い

プロレスは観客を集めなければならない。ある意味、あまりにも強い選手がいると勝ったり、負けたりといったことがないため、客が集まらない。

他のスポーツは、無敵の選手がいても興行がなりたつようプロモーターがしっかりしている。プロレスのプロモータがしっかししていないというわけではない。

プロレスにはストーリーがある。アメリカのWWEがそのいい例だ。日本も、さまざまな種類のプロレスがあり、お客さんを楽しませている。

こういってはなんだが、本気の闘いをしてしまうと選手の体がもたない。

ボクシングだって、数か月後に試合をする。

アルティメット大会だって同様だ。

だが、プロレスは毎日試合だ。それは、鍛え上げた選手が、うまく敵の技を受け、そして、敵にうまく技をかける。可能な限り、けがをしないよう本気で闘っているのがプロレスだと思うようになった。

事実、アクシデントで亡くなってしまう選手、半身不随になってしまう選手などがいる危険なスポーツに変わりない。

また、プロレスラーがその格闘技用に練習をし、闘えば、基本的身体能力は高いのだから、勝利を収めるレスラーが多いと思う。桜庭がいい例だ。桜庭はプロレスラーだが、史上最強といわれていたグレイシー柔術の刺客を次々と倒していったではないか。

プロレスラーはやはり、最強だ。だが、プロレスラーなのでプロレスをしなければならない。そこには、お金のかかった興行をするための事情もある。

次に、昔のプロレスあるある(自分がプロレスをよく見ていた時代)を思い出として残したい。

 

昔のプロレスあるある

 1.リングアウト引き分けがあった

    力が拮抗している選手同士の戦いで勝負をつけて、どちらかに傷がつかないよ

    う両社リングアウト引き分けの試合があった

    特に、NWA世界戦の時は、選手が相手を場外に投げ飛ばした瞬間、観客から

    あ~という悲鳴にも似た声援!?(早くリング内で戻ってくれ)というが聞こ

    えてきて、リングに戻ると拍手がわいたものだ。

 2.NWA世界戦はリングアウト勝ち、反則勝ちではタイトルの移動はない

    チャンピオンに有利なルール。これがないと、くるくるチャンピオンが変わっ

    て、興行が成り立たないか。

    他、AWAWWFも同様なルールだった思い出が。。。

 3.馬場がNWAの副会長のとき日本でのNWA戦で3度チャンピオンに輝く

    がしかし、リターンマッチとやらをしつこく行い、結局、馬場がチャンピオン

    として防衛することはなかった。

    ただ、当時NWAほどではないが、2大世界タイトルだったAWAはJ.鶴田が奪取

    後、海外での防衛戦をこれでもかと毎日のように行い。最後の切り札、リック

    マーテルにタイトルを奪われた。馬場とバーンガニアの密約だろう。

    その後、スタンハンセンが馬場の政治力でAWAのチャンピオンを奪取する。

    いずれにせよ、実力をつけ客の呼べるレスラーになれば、プロモータからも信

    頼され、ご褒美をもらえるシステムだ。別に、プロレスに限ったことでははい

    と思うが、プロレスはあからさま感が半端じゃない気がする

  4.プロモータとあまりもめると命を落とす

     ブルーザー・ブロディーの例

  5.凶器攻撃などでどこを攻め、試合を盛り上げるかはあらかじめ決まっている

     ザ・ファンクスvsブッチャー・シーク の世界オープンタッグ選手権がい

     い例だ

  6.タイトルはその選手のステータスだった

     PWFは馬場、UNは鶴田、NWFは猪木等々、タイトルはその選手のステータ

     ス化していたたため、とってもすぐ取り返すようなシステムになっていた。

     時代の流れで選手のステータスであるタイトルは変わっていた、NWAなら、

     ハーリーレイスからリックフレアーへといった具合

  7.関節技ではきまらない

     腕ひしぎ十字固めなんて、一発で決まる関節技なのに、プロレスの試合では

     そうそうきまらない。UWF系では決まっていた気がするが。。。。

  8.ロープに振られると戻って相手の技をくらう

     プロレスの真骨頂だ。うまく相手の技をくらったり、かいくぐって逆に技を

     くらわせたり

  9.ロープ最上段からの攻撃を受ける

     ロープに上ってからの攻撃を受ける。なぜ、よけない!!

     プロレスでは常によけることはない。たまに、相手をデッドリードライブな

     どで逆にリングにたたきつけたり、技を寝っ転がって、相手の技を避けるな

     どはするが

 10.J.鶴田の試合を馬場が開設している際、J.鶴田が観客にうぉーとアピールしてい

    るだけのとき、馬場が必ず「そんなことしてないで、相手を攻めなきゃだめ

    だ。アピールなんてしてる場合じゃない。」といつもあきれた感じで解説して

    いた。

 

 11.足四の字固めをした選手された選手とも、なぜかバンバンマットをお互いに叩

    いている。

 

 12.馬場の必殺技は実はランニングネックブリーカードロップだった。事実、大事

    な時にしか出さない技であり、NWA世界チャンピオンになったときも決まり技

    はすべてこの技だった。だが、この技は諸刃の剣でもあり、この技でピンホー

    ルをとれない時は良くて引き分け、大体の試合で負けていた。

    ということもあり、ここぞというときにしか出さない大必殺技だった。

 

90年代ぐらいからのプロレス

 両社リングアウトなどの試合はほとんどなくなったが、他は程度の差があれど、あま

 り変わっていないような気がする。

 ただ、技が多彩になり、見ていても面白い。

 一時期、上述した格闘技が日本に上陸してからプロレス人気がガタ落ちになった時期

 があったが、創意工夫をし、また最近盛り上がってきている。

 選手たちには、どんな格闘技にも負けないよう、そっと練習しておいてほしい。