Lucky Life Manのブログ

日記の延長みたいなもの

ドコモのシステム障害 担当会社は。。富士通だけど

ドコモのシステム障害

が発生しているとのこと。

システム名はALADIN(アラジン)。担当会社は。。。。富士通だそうです。

先日東証のシステム障害を起こしたばかりで、またかよ、という人がいるかと思いますが、システムにはバスタブ曲線と言って、システム運用当初は、納入直後で、開発時に発見されなかったプログラムの不具合や、システム開発会社が想定外の使い方をしたことによる不具合などで、システムが不安定になる。徐々に安定化し、バスタブ曲線の底になるが、経年劣化で今度はHW障害が一気に多発して、システム不具合の曲線が上昇することが一般に言われている。

東証のシステム障害が回復しても、喉元冷めやらないうちにまた障害が発生するのは、実はこのバスタブ曲線の法則からいくとありえるかなとも思ったが、(とは言え、システムはまだ刷新されたばかりだからあってはいけないが)、ALADINも東証のシステムと同時期に納入されたものであれば、先の法則に当てはまるかもしれないが、もう20年ほど使用されているとのことで、法則には当てはまらない。

ALADINがどのようなシステム構成になっているのかわからないが、ちょっと気になることがある。それは、Windows10の秋の大型バージョンアップの時期と重なることが、サーバーの障害であるならば当てはまらないが、端末側(Windows10(2004))のシステムが動作しないということのシステム障害であれば、Windows10の換装試験の実施漏れもしくは換装試験そのものをやっていなかったってことになる。

あくまでも推測で書きまくったが、これもまた運だと思う。

野球で言えば、後退した野手のところになぜか最初にボールが飛んでいくというジンクスがあるが、システムも立て続けに障害が発生するというのはたまに聞く。今回は、大規模な社会的に目立つシステムのため、また富士通のシステム障害かよってことになっているが、小さいシステムでは意外に立て続けに同じ会社が障害を起こしているものだ。

本当に富士通の関係者の方々、特に役員の方々は夜も寝られないのではないか。

メンタルが心配である。

 

じゃ悪いのは誰??

富士通の営業  短納期で見積もりも甘く十分な開発者を抱えられずシステムを作った

富士通のPM    納入システムの試験の甘さ、開発者のスキルの低さを見極められなか

        った

などなど、いろんな要因があるが、システムは一人で作っているわけではないので、改善は関係者皆で考えてほしい。どうしても、PMとか現場のリーダーとか孤独感に陥り視野狭窄のため適切な判断ができなくなり、しっかりとしたシステムが構築できず、納期を迎えるということがよくある。

ツインカムPM、ツインカムリーダーの考えが必要なのではなか。だれか、一人に任せてしまうと、その人に不測の事態が発生したときに、プロジェクトが止まってしまう可能性だってあるのだから。

いずれにせよ、プロジェクト遂行のためには、誰かを責めるのではなく、皆でどうしようかを考えることが一番大切であり、結果、仕事のおもしろさ、積極性、達成感が生まれるのではないかと思う。

まあ、一人で背負ったときのメリットといえば1つしかない。メンタルが強くなること。これも重要だけど。結果オーライだからなぁ。

だめなときは、鬱になって苦しい人生を歩まなければならないから。良くはないですね。