パソコンを使う人が増加
コロナ過の影響もあり、最近パソコンを使う人が増えてきた。パソコン中上級者には問題ないが、初級者はセキュリティを気をつけねばならぬ。特に、メールから巧妙な形で知らぬ間にウィルスを送られ、個人情報などを抜かれてしまうため注意が必要だ。
近年、ウィルス対策の一つとして現れたのが、OSが動く前にウィルスを検知する方法、UEFIというものだ。
UEFIとは
パソコンは、電源を入れるとすぐHDDやSSDが動いてOSが起動するわけではない。
実は見えないところで、ファームウェアが働いているのだ。昔は、BIOSという名前だったが、近年UEFI「Unified Extensible Firmware Interface(ユニファイド・エクステンシブル・ファームウェア・インターフェイス)」(ユーイーエフアイ)というものが搭載されているパソコンが多く出回っている。
UEFIの前のBIOSでがウィルスの検知ができず、Windows10などのOSが起動してから、ウィルスソフトなどで運が良ければウィルスを検知し駆除してくれるので事なきをえるが、運が悪ければそのままウィルスの存在に気付かず個人情報などが抜き取られるなどの被害にあう。
UEFIはOS起動前にウィルスを検知できる機能を持っているので、個人情報などが抜き取られることはない。その点、UEFIはセキュリティ面で安全だ。
その仕組みをセキュアブートと呼ぶ。
UEFIのセキュアブートを無効にする必要がある場合
最近UEFIが原因でエラーとなりOSが起動しなくなってしまった。
他社のバックアップツールなどを使いWindows システムのバックアップをし、そのバックアップを利用してリカバリを行いたい場合だ。
UEFIはセキュリティが厳しい分、こうしたクローンOSのようなものは不正なOSとして認識するためエラーとなり起動しなくなるようだ。