エンジン内がゴム臭い
車を乗っているうちに、エンジン付近から「ヒュルルル」とかすかな音が聞こえるようになり、エンジンを開けてみるとゴムが焼け焦げた臭いがする。
次の日も同様な状況のため朝一でガソリンスタンドで見てもらうと、冷却水がほとんどなくなっていた。冷却水がないことで、エンジンが冷やされず何かが燃えてしまったのではということで、とりあえず、冷却水を入れて試乗してみた。
やはり最初の状況と変わらない、しょうがないので、ディーラーに見てもらった。
すると、聞きなれない部品が経年劣化していて交換の必要があることをしらされた。
それは、オルタネータだった。
オルタネータって
車に詳しくない自分は何の働きをする部品かわからなかった。
だが、臭いはエンジンの最前部がひどかったことに覚えがある。
オルタネータがわからない人はググってください。
自分でググってみたところ結局電気系統の故障ってことまではなんとなくわかった。
だが、オルタネータが故障した際にゴム臭くなるという情報は得られなかった。
そこで、修理してもらったディーラーの人に聞いてみた。すると、オルタネータの中に回転を補助する樹脂が含まれており、回転軸のゆがみによりその樹脂が焼け焦げ、それがゴム臭く感じた原因だということを教えていただいた。
確かにその後、ゴム臭さは消えた。
エンジン内はゴムでできた部分も多いため、先入観でゴム自体の焼け焦げと思っていたが、エンジン内の異臭はゴムに似ているが、ゴムではないものが燃えたことによるゴムのような異臭があることを学んだ。