でも、今ではすっかり治っている と思うのは早計のようだ。
精神科医でYoutuberの樺沢先生がいつもおっしゃっている。
そして、自分もしくは部下などの精神疾患の勉強にとてもなっている。
精神疾患というのは、自分が治った思っているうちは、まだ治っていないらしい。
治ったと言わなくなったころ、医者はだいぶん良くなりましたねと判断するようだ。
仕事柄、うつ病をはじめいろんな精神疾患の部下と仕事をすることがある。
そういった部下は、精神疾患を患っていない要員の1.5倍~2倍の成果をだす。
結局、オーバーワークなのだ。まじめで頑張り屋が多い。
樺沢先生も言っていたが、若いうちから熱血~と言う人は最悪自殺まで追い込まれるらしい。
そもそも、うつ病になる人は、その人の責任ではなく、周りが気づいてあげる、特に、上司が気づいてあげなければならないそうだ。
頑張り屋さんだから、最初は背中がいたいとか、頭が重いとか、内科的な病気かと誤るらしい。自分では気が付かないのだ。
うつ病にはセロトニンが不可欠。朝散歩を樺沢先生は特にお勧めしている。
また、うつ病になる人は、パフォーマスが高いので、がっつり治してもらい、無理せず仕事に復帰して働いてもらえば、上司(会社)としてそれでいいのである。無理だけは絶対ダメ。うつ病再発率がどんどん上がっていくらしい。
うつ病は最初が肝心。しつこい様だが、無理は絶対ダメ。
真面目がゆえに、休んでいても、会社のことを考えてしまい、本当に休まっていない状態なのだ。負のデフォルトモードネットワーク連鎖状態になっている。
そんなときに役立つのが、マインドフルネス瞑想である。
瞑想と言うとスピリチャル的なイメージがあるが、科学的のもうつ病などにきく瞑想なのだ。ちなみに、自分もしているし、メンタル疾患の部下にも教えている。
マインドフルネス瞑想を会得すると、デフォルトモードネットワークで負の感情が頭をふるぐる回っているのが止まる。その状態が長く続くことにより、本当に休めている状態になるのだ。
今考えると、うつ病寸前だったかもと思えることがある。
あるPJのリーダーをまかされたとき、3連休で休んでいても、特に何をする気にもなれず、布団に入っているのだが、仕事のことばかり頭に浮かんで、全然寝てない状態だった。
幸いにも、数か月後にPJが終了し、心身ともにリフレッシュする機会があったが、あのまま、もう数か月たっていたら危なかったかもしれない。
一応いろんな修羅場をくぐり抜けてきたが、それはいつまでも続くものではないことを肝に銘じて仕事を進めていったからかもしれない。支援が入ったり、時間が解決してくれたり、要はいつかは終わるものなのだ。そう長くないうちに。
必ず朝がきて、夜がくるものだ。いつまでも、夜なんて人生はない。必ず朝がくるのだ。その必ずくる朝を待とうではないか。