なんといってもOSが起動しないとまさにパソコンなんてただの箱だ。
だが、結構この手のトラブルに遭遇してしまった人がなんと多いことか。
ここでは、順番に一つ一つ確認していく方法を列挙することにする。
ちょいちょい変更、追加が発生するかと思いますが、ご了承ください。
1.パソコン自体の電源が入らない
初歩的なミス
「バッテリーが空になっている」(ノートPCに限る)
「電源ケーブルが抜けている」
初歩からちょっと進んだミス
「充電したり電源ケーブルを挿したりして対処しても電源が入らない場合は、ハードウエアが故障している可能性が高い」
⇒が、ちょっと待って、もうちょっと粘ってみよう
マザーボードの帯電でも電源が入らない場合がある。ずっと、電源をつけっぱなしにしていたパソコンなら、これを疑う余地はある。
そんなときは、放電をすればいい。ディスクトップパソコンなら、PC本体の電源ケーブルを抜いて、1分間ぐらい放置、ノートPCなら、バッテリも外して、電源ケーブルを本体から抜いて、放置。これで、もしかすると電源が入るようになるかもしれない。
パソコンQQ隊みたいなことを名乗っているショップに、パソコンを持ち込んでショップで確認したら電源がついたなんて時は、これを疑った方がいい、ちょいと小遣いが浮くかも。
⇒電源部分の接触が悪い場合がある。その時は、しつこく微妙にいろんな角度から電源ボタンを押し続けると電源が入る場合がある。電源ボタンの角度としつこさが大事。
自分は、20回ぐらい試してやっと電源がONになったことがある。
ただ、いかれているのはたしかなので、早めに修理に出した方がいいかも。
追伸 最近は一発で電源がつくようになった。電源をいろんな角度から押下しているうちに、接触不良が治った可能性がある。
とはいえ、自分のパソコンは最近調子が良く、1,2回で電源がONになるようになった
⇒中上級者になるが、ディスクトップパソコンに限るが、ヤフオクなどで電源ユニットを購入し、付け替える手もある。
上記粘ってもパソコンが以下の状況ならパソコン本体のパーツに故障の原因が高い
・パワーランプが点灯していない
・ファンが回っていない(パソコン本体から何も音が聞こえない)
・電源、マザーボードなどパソコン本体故障の可能性が高い
電源ランプがついていてファンは回っているようだが、画面が真っ暗
・パソコン本体は起動しているが、マザーボード、メモリなどのパーツ、BIOSの不具合の可能性が高い
⇒上記の放電で直る可能性あり
画面が真っ暗だが、起動後暫く LED ランプが点滅
パソコン本体は起動しているが、通常ディスクにアクセスできている状態で、ディスプレイの故障、ケーブルの接続不良、またはグラフィックボードの故障の原因が高い。(ディスプレイの電源が入っていることを確認してください)
不具合切り分けのため、別のディスプレイに接続して試した見る。
別なディスプレイが無ければ、テレビに接続して確認
BIOS画面が表示される
・BOOTディスクが見つからない
⇒BOOT機器の順番がHDDになっているか確認
BOOTの順番がHDDよりもUSBやDVDが上位になっていて、そもそもそんな機器からBOOTする気がないなら、BOOTの順番をHDDに変えてみよう
⇒HDDが認識されていない
HDDのケーブルがきちんと、ささっているか確かめよう
抜き差しするのが良い
黒い画面に英語が表示される
・「Boot Device Not Found ...」ディスクドライブ(ハードディスク)がない
・「Select Boot Device Not Available」ディスクドライブはあるが、起動できるドライブがない
⇒BOOTできるHDDではない。複数のHDDを搭載していると、元々データを格納する目的のHDDをBOOTディスクに設定しちゃったりするとこの事象が起こる
OSの入ったHDDをBOOTディスクに設定すると解決
・「Windiws/operating/system/boot」が表示される場合は、Windows10 に問題がある
⇒Windows を起動するBOOTセクターが壊れている可能性がある
BOOTセクターの修復法
⇒回復オプションからコマンドプロンプトを立ち上げて修復
⇒インストールメディアで修復。自分で持っていなければ、知人、会社などから起動できる Windows10のPCを借りて、USBメモリ、DVDディスク等に作成できる。
⇒インストールメディアの作成はMicrosoft提供の「メディアクリエイションツール」を使う。USBメモリ(8Gb以上)又はDVD-DLディスク(2層)を用意
続く
2.パソコンの電源は入るがWindowsが起動しない
次回公開