恒例のwindows10の春のバージョンアップ「21H1」ができるようになった。
だが、いつものように不具合の報告があがっているようだ。
今のところ、オーディオ関係とフリガナを振るアプリが正常に動作しないなどの不具合があがっているようだ。
ソフトウェアの基本だが、最新のものがすべていいわけではない。
もちろん、最新のものはそれまでの不具合修正がされていたり、新しい機能が追加されたりといった恩恵を受けるが、個人的には個人で使うものはそれでいいかもしれない。不具合により動作に支障をきたせば、もとに戻せるため。。。。
だが、ソフトウェア開発会社としてソフトウェアを顧客に提供している会社(法人)は顧客にOSは安定したバージョンにしてもらうよう、言い換えれば新しいバージョンが出たタイミングで必ず最新のものにするというような契約を結ばないことをお勧めする。
顧客は安定したソフトウェアを求める。セキュリティホールの修正パッチは別だが、特に不具合が出ていなければ、安定したバージョンのOS、COTSをサポートが切れるまで使い続けたほうが良い。
マイクロソフトはユーザーに不具合探しをさせる会社だ。ベーター版とか言って、ただでOSを配布し、不具合の報告をさせることによりマニアの心を揺さぶり、ちゃっかり自分たちはそれなりのものを発売する。極端な話、自分たちは結合試験までやって、後の総合試験はユーザーにやらせるといった、試験フェーズを大幅に削減して儲けていた会社だ。とはいうもののなんだかんだ言ってもOSはどんどん重要視されていたため、1強状態のマイクロソフトのOSを使い続けなければならなかった。
Linuxも優れたOSだが、オープンソースということで二の足を踏んでいた。セキュリティ面でハッカー(クラッカー)の攻撃にあうリスクがあったからだ。
Redhat社などの登場でLinuxのサポートが受けられサーバはLinuxというシステムが多くはなってきたが、端末や個人PCはまだまだWindowsが強い。