Lucky Life Manのブログ

日記の延長みたいなもの

プロレスラーという職業

プロレスラーって仕事ではなく、自分の有り余った欲望、憎しみなどを敵にぶちかますって人たちだと小学生~30歳のいい大人になるまで本気で思っていた。

途中ミスター高橋の暴露本が出ていたようだが、気にも留めなかった。

読んではいなかったのが、確かにプロレスって相手の技を受けるってのも重要な要素のひとつだぐらいにしか思っていなかった。

ロープに振られたら返ってくる。相手がトップロープに上がるまで待ち、技を受けたり、時には相手の技をかわしたり、などなど今から考えたら本気で闘っていたらそうはなっていないよなぁ。なんてのがいっぱいある。

そして、何よりも自分目線でプロレスに対してがっかりしたのが、悪役レスラーは実は普通の人よりも何倍もいい人だったことだ。ブッチャー、タイガージェットシンなどは一般人が近寄ったら殺されるんだろうなぁって本気で思っていたもの。世俗的にはすばらしいが、自分のプロレス感からしてみると信じがたいものだった。

そして、すべてのことがブックとよばれるシナリオ化していたことだ。

あんなに、ハラハラドキドキしていた自分が情けなくなった。

大人の事情とはいえ、早く教えてくれよ。

といいたいが、母親は八百長だからって常に言っていたなぁ。みんな、親の言うことはちゃんと聞こうね。

でも、プロレスラーってすばらしい。シナリオがあったにせよ、命を懸けて闘っている。自分の大切な人たちのために。そして、何よりファンのために、時には憎まれる悪役をやるんだから。逆に人格者でなければできないものだ。

ある意味勝手に自分で解釈を誤っていただけで、プロレスそのものは悪いものではない。

ただ。。。。。。。今のプロレス。悪役という職業とはわかっていても、ブッチャーやシンのような近寄れないほどの悪役が今見当たらないのは残念だ。