Lucky Life Manのブログ

日記の延長みたいなもの

みずほ障害6回目

今日8月23日、舌の根も乾かないうちに6回目のみずほ障害が発生したそうです。

今回の障害はATM130台に不具合があったようですが、現在みずほ障害にマスコミがコミットしているため、小規模障害(といっても迷惑な話ですが)もニュースになってしまいます。こんな障害いつも起こっていましたよ。今だけではありません。

こんな状況にも関わらず、株は450円近く上がり19000円を突破しました。不思議な会社ですね。

まあ、株は機関に遊ばれているようですが。。。。

ここでまた言い訳です。保守サービスは他にIBM、日立が関わっており、正直つぎはきだらけのシステムであることは事実です。これを言い訳にして自分だけが悪いのではない。というのが富士通の言い分です。

自分たちが、トリガー(不具合の引き金を引く)となった案件でも、自分たちのトリガーは闇に葬り、その後に起きた他社の不具合事象にフォーカスを当てるような資料を作ります。それを顧客に説明します。自分たちは悪くなく、逆に被害者なんだという方向にもっていきます。平気ではしごを外すわけです。

タイミングも絶妙です。同じ不具合を何度も出し、のらりくらりと時をかせぎ、自分たちが被害者と説明できるようになった瞬間に、今までもたもたしていた事象の説明資料、顧客への説明が信じられない速さで行われます。

富士通と一緒に仕事をしているベンダーはたまったものではありません。

富士通はそういう会社なのです。今回のように、世の中は富士通大丈夫かや。と思っている人が大半だと思いますが。株主さんは心配していません。そうやって、利益を出しているのを知っていますから。

株主も株が上がればいいので、このような事態が発生してもだれも富士通を責めません。むしろ、システムの保守サービスをIBM、日立を排除し富士通1社が請け負えばこんなことは起こらないとまで株主はほざいています。

これが、不死通です。

大手電機会社には、それぞれ強みがあります。

では、富士通といえば。。。。スパコンですか。富岳ですか。

これはNECが自滅した結果、富士通と理科学研究所で開発できたものです。

ということで、富士通と言えば。。。。。。。。。。。。。。。。。何もないです。

利益を出すためなら手段を選ばないという点では1番だと思います。

富士通批判を繰り返しましたが、海外ではこんなの日常茶飯事です。日本の会社がダメになったのは富士通のようなしたたかさがなく、正攻法で行きすぎたせいではないでしょうか。

そういった意味では、日本の未来を背負っている会社だと思います。