街をぶらついていると、その場所に似ても似つかないリーズナブルなフランス料理店がある。中に入ってみると、普通の定食屋のようだが、シェフはフランス帰りでそれなりのかっこをしている。で、肝心の料理はというと普通の定食屋に毛が生えたぐらいの味だ。まあ、金額並みの料理ということでまっいいかって思うが、フランス帰りなのになんだろうなぁという疑問がわく。
多国籍料理を経営している友人がいるので、その辺を聞いてみた。
フランスは確かにグルメの本場のため、世界各地から修行にやってくるらしい。だが、ほとんどが皿洗いを3年ぐらいやって帰国するそうだ。実力のある人間は一流のフランスのコックさんが鍛え上げるそうだが、そうでない人の方がはるかに多いとのこと。
その友人もフランスで修行を積んでいた時期があったが、残念ながら一流のシェフの目にはとまらず、万年皿洗いでお金もつきてきて帰国せざるを得なかったらしい。
ということで、本場のフランスで鍛えられた人が経営する店は、それなりの値段もし、味も抜群においしいそうだ。
死ぬまでに一回でいいから食べてみたい。。。。。