2021-10-01 鉛中毒による病気 古代ローマには暴君が多かったようだ。ネロ、カリギュラ、クラウディウスなど。 当時のローマは鉛でできた食器、水道管だったとのこと。 この鉛。少なからず、毎回の食事で溶け出したり、水道管の鉛も水に溶けだす。その鉛を体内に蓄積することにより、腎臓、肝臓、脳障害を引き起こし、幻覚をみるようだ。 人間はそもそも性悪説で考えなければならない生き物だとは思うが、特にこのような病気を発症することにより、より暴君になったといわれている。