Lucky Life Manのブログ

日記の延長みたいなもの

パニック障害克服に運動が適さない場合がある

近年、メンタル疾患に運動がいいという話が巷にあふれている。

確かに科学的にも立証されている。がしかし、パニック障害者から言わせれば、この運動がパニック発作を引き起こす要因になる可能性があるのだ。

それは、呼吸。運動を行い、呼吸が荒くなるのは当たり前のことだ。でも、その当たり前のことがパニック疾患を患っている患者にとっては、このまま呼吸が荒いまま心臓が止まって死ぬのではないかと思ってしまうのだ。

呼吸って特に意識しないで行っているものだが、意識して止めることができるではないか。これがやっかいなのだ。まあ、心臓のドキドキもそうだが、呼吸の方がパニック患者にはきつい。

特に、電車に乗るとき朝のラッシュで階段を上り息を切らしながら満員電車に乗ったときは最後。とてつもない、パニック発作が発症する。

しかし、こんな自分でも長年治療してきたおかげですっかり治ってしまった。

時間はかかるが、パニック発作は治る。っていうか、パニック発作で死んだ人いないんですよ。安心してください。

って言われて治るんだったら苦労しませんよね。

それが、時間がかかるってことなんです。急には治りません。認知行動療法で少しずつ慣れていくことが大切なのです。いきなり、階段を駆け上り満員電車に乗ってはいけません。階段を駆け上り、一息ついてそれなりに息が上がっている状態で各駅停車に乗る。さらに、病院で頓服をもらっておけば、結構即効性があるのでお守り的な役割をします。

後は、倒れてしまえばだれかが救急ボタンを押してくれるでしょう。恥ずかしくもなんともないです。事実、毎日日本のどこかで数件発生してるようですよ。