Lucky Life Manのブログ

日記の延長みたいなもの

精神科、婦人科、整形(形成)外科が田舎にないのでこまっちゃう

近年、日本はどんどん人口が減少している。今は、ネット社会のため、田舎にすんでも全然不便ではない。むしろ、家賃など安いし、自然もいっぱいで住みやすいってもんで、逆に田舎暮らしを進める人がいる。

が、しかし、こういったことを言う人はだいたい都会で生まれ、生活している人たちだ。実際、田舎に住んでみると、まだ、若いうちはいいが、歳をとって自由に外出できない人たちにとって、大変困るできごとがある。

病院だ。特に、精神科、婦人科、整形(形成)外科は10万都市にでもあるか、ないかってとこだ。

自分の親は幸いにも健在であるが、近所の人たちのことを聞くと、メンタルがやられる人が結構いるらしい。だが、精神病院は1件しかなく、メンタルクリニックのように気軽にはいけないし、遠いところでは100km以上離れたところにある病院だ。

また、父はぎっくり腰になり、1年以上整骨院に通ったが、良くならず、整体に行ってやっと傷みが軽減したそうだ。とはいえ、整形外科でレントゲンをとって、ぎっくり腰との正式な診断を得て、治療してほしいが、これまた、病院が遠く通院できないとのことだ。

産婦人科もそう。どんどん、産婦人科が減少し、子供を産むにも何十キロも離れた病院に通院しなければならない。いつ、産気づくかわからないので、入院するしかない。これまた、さまざまな面倒がある。

都会に行けば、これらの病院なんてそこらじゅうにある。

医者も人間。田舎より都会のほうが便利で住みやすいってとこで都会に開院するのは仕方ないが、そこら辺、国が田舎で勤務する医者に厚い手当を与えるなどして改善してほしい。

一方、南海トラフ地震はひとごとではない。ひとたび起きた時には、それこそ日本沈没が現実のものになりかねない。物理的な沈没ならなんとでもなる。人の命は帰ってこない。そういった意味でも。都市集中はやめ、人の分散を本気で考えるときがきているのだ。