Lucky Life Manのブログ

日記の延長みたいなもの

アントニオ猪木

猪木が死んだ。馬場もいない。力道山亡き後、日本のプロレスを支えてきたのはこの2人だ。

全く正反対の2人だ。馬場は亡くなる前、自分の弱った姿を見せたくないといって、弟子たちとも会わなかった。逆に、猪木は弱っていく姿をYoutubeで皆に伝えていった。どっちがどうのというわけではない。正解もない。

馬場はプロレスをショーとして皆に楽しんでもらおうとしていた、猪木はストロングスタイルといったショーから、ちと外れた路線を歩んでいた。猪木が良く行っていた異種格闘技がその典型であろう。(まあ、エキシビション的な戦いだったことは否めないが)

猪木 vs アリ戦も朝倉 vs メイウェザーみたいなものだ。戦う前から舌戦を繰り広げ、お互いをののしっていた。(アリは普段のボクシングでも同様のスタンスだった)エンターテインメントなのだ。決して本心ではない。

それを本心と思いバカな真似をするやつがいるとは全く格闘技のことを理解していない。ただの、世間知らずの金持ちのボンボンだ。

いずれにせよ、この偉大な2人が亡くなったことにより、第2期黄金時代のプロレスブームは名実ともに完全に終わってしまった。