Lucky Life Manのブログ

日記の延長みたいなもの

RFPとは

RFPって何?

官公庁、企業などが自分たちで必要とするソフトウェアを外部のソフトウェア開発会社に委託する際、どのようなソフトウェアを作ってほしいのかを示す目的で作成されるもの。

外部のソフトウェア会社はRFPに記載されている情報を委託元への質問等から適格に把握し、委託元のユーザーが満足するソフトウェアを作成するような提案書を作成する。

 

RFPの真実

RFPの最大の目的は、こんなソフトウェアを作成してほしいと情報を提示することで、複数の業者から提案書が出てくることにより、業者間での、適正価格、機能競争を発生させ、委託元でよりよい製品を安価に購入することである。

しかし、すべてのシステムがこのようになるようにはならないような気がする。システムの換装事業において、小規模なシステムであれば、RFP後の各社からの質問に回答することにより、各社間の競争がおきるだろうが、大規模システムとなると換装前のシステムを担当している会社に大きなアドバンテージがあるのではないか。

事実、金融、電力、航空、宇宙、防衛などの大規模システムにおいては、プライムとなる会社がほぼ100%受注している。

結局、RFPとは大規模システムにおいては、会社間の競争などありえないのではないか。