Lucky Life Manのブログ

日記の延長みたいなもの

記憶に残っている、あの日

今日2021年7月23日は東京オリンピックの開会式の日だ。

8年前、単身赴任先の部屋で東京オリンピックの開催が決まったTVを見た。当初有利とは言われていたけれども、実際に「TOKYO」の文字を見るまでは心臓がどきどきして眠れなかったのを覚えている。まさに、記憶に残っている、あの日だ。

あの日、7年後の世の中がこんなことになるとは夢にも思わなかった。オリンピックの延長、なかなか収束しないコロナ。世界中の人たちにとって、4年に一度しか行われないスポーツの祭典どころではないのが現状だ。

無観客で行ってどうするんだ。オリンピックを機にコロナが東京で爆発的に増える。などなど待ちに待ったオリンピックどころではない。日本人同士で罵り合いが起こり、世界の笑われ者になるなどの否定的な意見。政府批判。ネガティブな発言、行動ばかりだ。

人生、良くないことが起こることがわかっていても、明日がくる。明日がくるかどうかわからない人たちにとっては羨ましい限りだ。

まさに、日本はコロナで無事オリンピックを行えるのか。わからない。でも、オリンピックを中止にしたところで、今度はいつ日本でオリンピックを行えるかもわからない。神様は日本ならこの困難を乗り越えることができるとみて日本にこの試練を与えたのではなかろうか。

もうここまできたら、罵り合ったり、自分の仕事を投げ出したり、政府が悪い、政治家が悪いなんて言ってないで、誇り高き日本人として互いに協力し合って、この困難を乗り越えていこうではないか。

日本は先の大戦で大きな犠牲を払って負けた。慢心もあっただろう(日本軍の愚行などだ)。だが、命をかけて闘ったその先にはアジアの国々の独立、白人主義の破壊などなど日本は大きな功績をあげ、そして不死鳥のようによみがえった。

今の日本はバブルがはじけてから元気がない。今回のオリンピックで世界中の笑われ者になっても、一生懸命オリンピックの成功を日本人皆で協力してやり遂げようではないか。そして、また日本人として元気を取り戻そうではないか。

最後に、オリンピックはアスリートのための大会だということを忘れてはならない。オリンピックを中止にしたとしよう。4年後を目指してきたアスリートたちの何人が次のオリンピックを目指すモチベーションを持つことができるだろうか。東京を最後に辞めようと思っているアスリートは少なくないはずだ。また、オリンピックって中止になることがあるんだ。と前例を作ったとしよう(戦時中などを抜きにして)。オリンピックを目指すアスリートたちが練習中こういったことが頭をよぎるだけで、モチベーションが持たずオリンピックを諦めるアスリートが増えると思う。

オリンピックを行える環境が数%でもある限り、オリンピックを開催しようではないか。