定年時のスキル
NECが新会社「NECライフキャリア」を設立したとの記事が新聞にのっていた。
適材、適所の人材配置とうたっているが、これは明らかに60歳定年時に使える人間か使えない人間かを見極め、それ相応の給料を支給するということにほかならない。
40歳ぐらいから、管理職になり技術から離れプロジェクトを管理する。
出世が早くていいなぁと思う人もいるかもしれないが、気を付けた方がいい。
結局、60歳定年まで会社に貢献しても、技術がなければその後使えない人間となってしまう。ただし、大きなプロジェクトを成功させたり、火だるまのプロジェクトを成功させるなど、マネージメント力が半端でない人はそれなりの会社に迎え入れられる。
一番損するのは、課長、部長あたりかもしれない。
そこそこのプロジェクトをなんとなくこなしていくが、結局、スキルを磨かず定年を迎える。そして、行きつく場所は。。。。。適材、適所で何でも屋みたいな感じでいろんなことをさせられるぐらいしかない。
現役時はひな壇ででーんと座って働いていた人が、壁際族になり、壁と話をしながら毎日をなんとなく過ごす。
たまらないですね。やはり、個別に何か技術力を磨かなければ、潰しのきくものを手に入れなければならないですね。
これから伸びるIT企業でさえ、これなんだから、コロナ過でやっと経営している企業はもっと悲惨かもしれませんねぇ。
30代ぐらいから転職や副業を本気で考えておく時代がいよいよ到来してきましたよ。
みなさん。