Lucky Life Manのブログ

日記の延長みたいなもの

e-shienログインエラー

高等学校就学支援金オンライン申請システムとして登場したe-shienシステム2021年度は不具合があって使えないため、学校ごとに対応が異なるようだ。

おどろくことに、各家庭に紙面で必要事項を記載させ、職員がそのデータをExcelにて手動で入力しているらしい。一見、デジタル化に見えるが、こんなのはアナログだ。

パソコンを使えばデジタル化されているなんてのはとうの昔の話だ。

各家庭でパソコン入力したデータをデータベース化し(この程度ならデータベースなんて必要ないかも)自動でシステムに反映させればいいのに、そんなシステムすら作成できない。担当はどこだか忘れたが、直接担当者に聞いたので間違いはない。なんともおそまつな国だ。

昨年も当初使えず、というか昨年からずっとシステムとして機能しておらず、学校ごとで処理した結果を当該システムに反映していただけのようだ。(アナログ的に)

なぜ、こんなにも長期間システムが使えない状況なのだろうか。

それは、システム開発会社の問題がある。受注はそれなりに大きい会社(名だたる大企業とは限らない)が行い、そこから実際にシステムを開発する下請けに出す。この下請けがしょぼいと今回のようなろくなシステムが作れない。だが、下請けばかりが問題なのではない。下請けは下請けで機能的にはきちんと動作するシステムを開発し、元請け会社に納入する。問題は元請け会社であり、受注した会社だ。実は、バブルがはじけてからシステム開発を安い外注に任せてしまったため、プログラムをろくに組める人間が大きな企業になればなるほど少なくなってしまった。それで、発注先が作成したシステムのプログラムがブラックボックス化したのと同じになり、不具合が検出できない事態になっている。

今回は、機能的な問題というより非機能的な問題、いわゆる性能面で問題があるようだ。要は、処理しきれないらしい。(マシンの性能評価が甘かった)