Lucky Life Manのブログ

日記の延長みたいなもの

ネットワークスペシャリスト 令和3年 午前2 解説

問1 Automatic MDI/MDI-Xの説明

スイッチングハブに接続されているケーブルストレートだろうが、クロスだろうが自動で判別して回線を保持する機能。

昔はケーブルの種類(ストレート、クロス)を間違えると繋がらず、結構間違えていたものだ。

 

問2 DNSのMXレコードで指定するもの

MXレコードとは、DNSで定義されるそのドメインについての情報の一つで、そのドメイン宛ての電子メールをどのアドレスに配送すればいいかを指定するもの。メールサーバホスト名FQDN)を指定

例 「example.jp. IN MX 10 mail.example.jp.」といった形式(BINDの設定ファイルの書式による)で記述され、「~@example.jp」宛のメールは「mail.example.jp」へ送信せよ、という意味

出典:IT用語辞典

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迷うとしたら「イ」か「ウ」といったところか!?

だが、マスタDNSサーバはOSの設定で定義されるから、「イ」になるかなと思います

これにからんで、こんな問題もある。

ネットワークスペシャリスト平成29年秋期 午前Ⅱ 問6

午前Ⅱ 問6

 
DNSゾーンデータファイルのMXレコードに関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア 先頭フィールド(NAMEフィールド)には,メールアドレスのドメイン名を記述する。
イ プリファレンス値が大きい方が優先度は高い。
ウ メール交換ホストをIPアドレスで指定する。
エ メールサーバの別名を記述できる。
回答
さすが、解説がわかりやすいですね。まじめに勉強したい人には絶対おすすめのサイトです。
自分は、自分の知識の範囲内で勝手に備忘録的にブログっているのであしからず。
 
問3 IEEE802.11a/g/n/acで用いられる多重化方式

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出典:QIiita

正解はこれから紹介するOFDMです。最近、この単語がよくでるので覚えちゃいましょう。

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1 チャネルの 20 MHz 幅の中にさらに小さい帯域で区切った複数の小さい波『サブキャリア』を作り、それらが bit 情報を伝達します。

IEEE802.11a/g/n/ac では 1チャネル (20 MHz) の中に 312.5 KHz のサブキャリアを 63 個作ります。

出典:SEの道標
う~ん。自分の頭では理解できない。
サブキャリアというものに分割することにより、複数のデータ(大量のデータ)が送れるってことなのかな!?
とりあえず、IEEE802.11a/g/n/acとOFDMをセットで覚えておけばいいかな!?
 

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形は変えどよく見る図だ。いつも何の役に立つのか疑問だったが、地点間を結ぶ回線数を求めることはネットワーク構築において意外に!?重要であった。

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出典:パソコンユーザの悪戦苦闘生活
さんのブログがわかりやすかったので、掲載させていただきました。
当たり前のことですが、線に数字が書いてあるという考えだから難しく感じてしまい、必要さを感じませんでした。
自分なりの考え方でひじょーに恐縮ですが、あほなので許してください。
1.線は物理的に1本だが、回線数である。
2.中継点で区切り各々の回線数を算出
3.最大のという単語に騙されない。上記でいうと12回線と回答してしまう。
最小値の回線が答え。
例えば、Xから12個のデータをいっぺんに流そうとすると、11回線しかないから1回線分のデータが流せない。=最大回線とはいえない。
10データならどの回線でも流すことができる。
だから、回答は10となる。
なお、この問題はH17 問38のもので、数値まで一緒です。
ついでに選択する回答の数値も全く一緒。
ほんと、過去問さえ完璧に覚えれば、午前2はクリアできますね。
 

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CSNA/CDはバカハブで使われる方式、今バカハブないでしょう。
なんでこんな問題いまだに出るの!?といいたいところだが、無線LANにCSMA/CAという仕組みでデータのやり取りをしているためまだこの問題がでるようだ。
じゃー、CSMAってなんぞや。

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出典:ネットワークエンジニアとして
さんのサイトがわかりやすく詳しかったので、勉強させてもらいました。
ここのサイトをしっかり勉強すると午後問題もクリアできるほどの知識を身につけることができると思います。
結局、ウとエは誤り。イはトークンリング方式のLANで使われるため無線LANには関係ないと思う。
正解はア データがぶつからないよう、キャリア信号を出力し、どこも通信していない、今だーって感じでデータを出力する。そうすることにより、やみくもにデータを出力するよりはデータが衝突する確率は減り、安定、性能向上などが図れると思う。
 

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出典:ネットワークスペシャリスト過去問道場
またまた、採用させていただきました。困ったときのネットワークスペシャリスト ドットコムサイトですね。H30年問3と全く同じ問題です。
問題の中身はそれらしいことがかかれているため、私は答えられませんでした。
いずれにせよ、せっかくだからこの問題から、
アドミッション制御  受け入れ、入国等の意味=「要求を受け付ける」と覚えよう
ポリシング      和訳するとポリスの現在分詞だから、見張り、監視と覚えよう
シェービング     コンピュータ用語だからあきらめて暗記するしかないか
優先制御       問題からわかりますね
ベストエフォート   これもなんとなくわかる
の意味を覚えましょう。
 

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オクテット 名前の通り8に関係するもの。そう8ビットのこと。現在の1バイトを意味し、昔はオクテットと言っていたらしい。
IPv4ネットワークということでイーサーネット上のTCPサイズは1460バイト以下となる
MTUという言葉を聞いたことがあるだろうか、MTUの最大は1500バイトという数値もきいたことはあるだろうか。
IPヘッダ+TCPヘッダ+データサイズ=最大1500バイトとなるようだ。
この計算に当てはめると、20+20+データサイズ=1500 ということでデータサイズは
1460となる。これが答えだ。
 

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自律システムとは何ぞやから始まる。
自分の理解だが、インターネットと一言で言ってはいるが、通信業者、インターネットサービスプロバイダ、各企業等各々の単位でネットワークを組んでいて、その各々のネットワークのことを自律システムといい、その自律システム(各々のネットワーク)が接続されてインターネットという巨大なネットワークを構築しているってことかな。
で、その自律システム接続の際の経路制御に使用されるプロトコルはなんじゃらほいという問題のようだ。
上で記述した各々の単位のネットワークを制御するのがIGPといって、OSPF、RIP、IS-ISが該当するそうだ。ということで消去法で ア が正解となる。
BGPは各々のインターネット間を接続制御するものと覚えておけばいい。
-4がついているのは、前までは一般ユーザーはインターネットサービスプロバイダに加入し、インターネットを使っていたため、IPの枯渇問題は考えなくても良かったが、IP-VPNサービスを代表するように、一般ユーザーがBGPを使用することが多くなりIPの枯渇問題が浮上したことにより、CIDRを使用できるバージョン4ってことで-4がついているようだ。いずれにせよ、自律システム間の経路制御=BGPと覚えておこう。

 

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出典:ネットワークスペシャリスト過去問道場

王道のサイトから出典させていただきました。この問題はけっこう前から何度も出ているので覚えておきましょう。この知識は色あせないですからね。
さすがちょいと難しい書き方をしていますが、要は、負荷分散のために複数の物理的なコンピュータに1つのIPを割り当てる(複数ホストに同一IPを割り当てる)や、~サーバなど複数のサーバ機能を1台のハードウェアで実現することもできる(複数IPを1台のハードウェアに割り当てる)ということから、1:n、n:1両方ともいえるということで答えは イ
まあ、ホスト、IPともにお互いに複数の割り当てが可能と覚えておきましょう。
 

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出典:ネットワークスペシャリスト過去問道場
ここも王道のサイトから引用させていただきました。さすが、詳しく説明しております。ビット計算が苦手だったり、セグメントって考えがちんぷんかんぷんだったらそちらの勉強を先におすすめします。ググってください。
最後の図を見れば一目瞭然です。セグメントB、C、DとIPアドレスが被ると正常な通信ができませんので、図から ウ が回答だと一発でわかりますね。
まあ、試験中はもちろんこんなきれいな図を書いている暇はないため、計算してIPが重複しない回答を見つけ出すしかないでしょうね。
なお、この問題も過去何度も出ている色あせない知識です。
 

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まずは、MPLSとは何ぞやからですね。
王道から流用させていただきました。
でも、自分の頭では理解できない。というか、何のため?何かいいいことあるの?って考えるとよくわからなくなってしまいました。
そこで、親切に解説してあるサイトをみつけました。自分の疑問がちょいと晴れたサイトです。ここまで、親切に解説してあるのに、自分の理解度は80点ぐらいかな。
 

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午後問題に出ましたね。基本的な問題なのでしっかり覚えておきましょう。
まず、IoTの意味ですが、ちょい昔まではインターネットなどコンピュータ同士がネットワークを構築するのが主流でしたが、今ではいろんな”もの”につながるようになっています。家のTV、エアコン、自動運転の車、すべての機械、家電等がネットワークでつながるようになってきている。その家電、機械(もの)がネットワークにつながる技術をIoTと言うものだとおぼえておけばいいかな。
ということで ウ が回答です。暗記です。
インターネットで使われているTCP/IPなどは大量のデータのやり取り、信頼性も高いネットワークなので重いネットワークといわれていますが、MQTTは工場の機械の調子を遠隔監視するようなイメージのため軽いネットワークといわれています。
 
またまた、王道から掲載させてもらいました。
過去にも何回か出ている問題であり、TCPUDPがある限り色あせることはない問題ですので、覚えておきましょう。
TCPは信頼性のあるプロトコルなのでヘッダにいろんな情報がありますが、その分性能的にはUDPに劣ります。ストリーミングなどは映画の一コマぐらいかけても大きな問題はないのでUDPが使われたりします。また、映画などではデータ転送のスピードが肝ですので。逆に、データの損失が大きく影響するシステムではTCPで再送するような仕組みが必要になってきます。UDPはデータの再送は行いません。その分、IPよりヘッダが単純化されています。
ぐだぐだかきましたが、さすがわかりやすい解説ですね。ご覧のとおりです。
暗記すればいいやって考えがありますが、午前Ⅱは突破しても、午後問題、特に午後Ⅰはこれらの基礎の上にさらにかぶせた問題が出題されます。ここで、ヘッダのフォーマットまで詳細に記述してくれているのは、午後問題を意識してくれているからです。
繰り返しになりますが、午前Ⅱを単なる暗記で覚えてしまうと、午後問題にたちうちできません。経験者は語る。
 

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もうこのセリフ聞き飽きましたね、またまた、王道から掲載させてもらいました。
CIDR(サイダー)と呼ばれていまして、IPの枯渇問題から発生した考え方です。
上の説明で十分ですね。この問題は過去にも全く同じ値で出題されています。(それはどうかと思いますが。。。。値ぐらいは変えろよと。。。)
考え方は色あせないので、今後も出題される可能性は十分です。
ネットワーク関連の技術ってすごく進歩しているので、この問題はもう出ないだろうってのもありますが、これだけは覚えておかないとという基礎的で色あせない問題もあります。そういった問題を取捨選択して過去問に臨んでほしいと思います。
 

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出典:ELECOMのHP

無線LANといえばと言うか、ネットワークと言えばエレコムさんでしょうか。

www2.elecom.co.jp

無線LANの問題はここ数年特に多くなりましたが、規格がしょっちゅう変わるので、全く同じ問題ってわけにはいかなくなりました。そのため、古い知識は覚えず、新しい規格の知識を覚えておけばいいと思います。

この問題は典型的ですね。表を見ればやはり新しい規格の問題です。

ということで、正解は ウ です。新しい知識として規格の特色まで覚えましょう。

午後問題のために。

 

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出典:情報処理安全確保支援士ドットコム

いつも同じ方のホームページの兄弟資格から掲載させていただきました。
各々の問題の解答もしているというすばらしく勉強になるサイトですね。
たまに、セキュリティ系の問題がでます。応用情報にも出てますね。
これからは、いろんなものがネットでつながるようになるため、セキュリティの知識が重要になります。そのひとつですね。午後はもっとセキュリティよりの問題が出ます。
セキュリティ関係の基本は抑えておいた方が良いと思います。う~ん。午後用に中級程度のセキュリティ知識は身につけておいた方がいよいかも。
 
定番のサイトから出典させていただきました。
セキュリティ関連の問題ですね。令和元年に異なった形でリフレクタ攻撃の問題が出題されています。
選択問題のため、DNSの文言がないウとエは消えます。
では、ア DNSSEC と イ DNS が最終選考に残ります。
上図には表現されていませんが、UDPプロトコルを使用することが要因にあります。ということは、DNSとかNTPがぱっと浮かんできますね。ということで イ が正解となります。ちなみに、DNSSECはリフレクタ攻撃を防ぐための仕組みなので ア を選んではいけませ~ん。

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前方秘匿性と言われるとうむむと構えてしまうが、要は名前のごとく、鍵交換に以前使った鍵は使えなくなるようにするよ。って意味らしい。鍵とはいえ、同じ鍵をずっと保管しているうちに解読される可能性があるため、前に使った鍵を交換し使えなくすることにより秘匿性を維持するというもののようだ。 で答えは ア が正解
どうでもいいが、家の鍵を落としてしまったら、その鍵を複製される前に、どこの家のものか判明する前に、鍵を交換し家に泥棒が侵入できないようにするってことかな!?
 
定番です。過去に全く同じ問題が出てました。無線LAN技術は急速に発展しているので、ちょい前の技術は出なくなる可能性があります。逆を言えば、常に最新の技術を独学でも知識として習得しておく必要があるということです。
エはちょいひっかけですが、CSMA/CDは有線LANのバカハブ時代の技術ですので、エを選んじゃった人は基礎からやり直しです。
EAPをキーワードとして覚えておきましょう!!
 

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知識問題です。これも古くから出題されている問題で、色あせないですね。
回答は イ です。
ISP管理下のネットワークからISP管理外へのあて先TCPポート番号が25(SMTP)の送信を遮断することで、スパムメールの拡散を防止する。

 

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出典:ネットワークスペシャリストドットコム
定番から出典させていただきました。過去にも全く同じ問題がでています。これもセキュリティ系からの問題です。知識問題ですので基本暗記ですが、イかウに絞れるまでの知識は必要かと思います。
 

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出典:基本情報処理技術者ドットコム
いつものサイトの兄弟サイトから出典させていただきました。基本情報技術者に約10年前に主題された問題です。この手の、コンピュータの基礎知識は色あせませんねぇ。何年たっても、この知識は習得しておきましょうということです。
今では、CPUはマルチになり、物理的に1つのCPUにCoreという技術が導入され、論理的には8個とか16個とかという考えになっていますが、こういった問題の基礎の上に成り立っているのです。
だから、10年経っても出題されるのです。そういった観点から、過去問を解いていき、出そうな問題、もう出ないだろうと思う問題の弁別ができるようアンテナをはっていきましょう。
 

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待ち行列理論の問題は全く色あせません。プログラムを作成する際の基礎となるアルゴリズムの一つだからです。形は変われども過去からM/M/1の待ち行列モデルの問題は出題され続けています。
では、問題を解いていきましょう。
まず、待ち行列モデルでの平均待ち時間とは、サービス(処理)要求が発生してから、実際にサービス(処理)を受けるまでの時間を指します。
平均待ち時間を求める公式は次の通りですので、暗記しましょう。
 {利用率/(1-利用率)}×平均サービス時間
1時間当たり平均6個のファイルのプリント要求があり、1紺ファイルの大きさは平均7,500バイトということは、1時間あたり 6×7,500=45,000バイト プリント処理を行う。
プリントシステムは1秒間に50バイト印字処理ができるということは、1時間に換算すると 3,600×50=180,000
 
 

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FTAってなんじゃこりゃからはじまります。FTA(Fault Tree Analysis)の略で日本語では誤り(障害)を樹(構造?)で分析ってとこでしょうか。(さらにわけわからん)
すべての選択肢に故障とか障害とかの語が入っているため、分析の語が入っているアかエにしたいとこですが、Treeに着目し、イ を選ぶのが正解です。
ん~。まわりくどい。Tree=樹として覚えましょうか。
あれ、すてきなサイトがありました。
わたしはネットワークスペシャリストになりたい。
 がっつり解説していますので、ぜひ参照ください。
 

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令和3年最後の問題。サービス問題ですね。これはプログラマーにとって基本中の基本知識です。
ア です。
リバースと言う名称からア、イ、ウが選択候補にあげられますが、リバースエンジニアリングのそもそもの目的は、セキュリティ的に問題があるプログラミングがされていないかなどを目的にしています。
イは元々のプログラムとの比較のことを言っていますので、間違いやすいかもしれませんね。
ウのようにプログラムの変換は行いません。